がん緩和ケアで薬剤師におすすめの本(医学書)をまとめました。
もちろん、医師・看護師、医療従事者にもおすすめです。
緩和ケアは幅広い知識が必要です。
- 疼痛コントロール
- 消化器症状の緩和
- 鎮静
- 精神のケア
- コミュニケーション
- 看取り
- 薬剤の投与方法
このまとめを見れば緩和ケアに必要な医学書を網羅できるので参考になれば幸いです。
このブログを書いている人は
病院薬剤師歴16年以上! → プロフィール
抗菌化学療法認定薬剤師、NST専門療法士で医療専門書の購入歴300冊以上です。
わかりやすい本や他にない切り口の本を見つけるとテンションが上がります。
Twitterでおすすめの本をつぶやいていますのでフォローしてくださいね!
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わかりやすい、コスパが高い本を選ぶようにしています!
がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン
日本緩和医療学会のガイドラインですね。
エビデンスに基づいた記載で2014年版から新しく記載された薬剤もあります。
2014年版と比較して削られている項目もあるためか少しコンパクトになっているそうです。
何れにせよ、緩和ケアに関わる方に必須の1冊ですね。
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がん患者におけるせん妄ガイドライン 2019年版
がん患者のせん妄のガイドラインです。
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緩和ケア はじめの一歩
カラーで読みやすい看護師向けの医学書です。
幅広い内容について記載しているので初学者に最適ですね。
主な内容は下記です。
・緩和ケアの基本
・疼痛
・呼吸器症状
・消化器症状
・褥瘡
・精神症状
・鎮静
緩和ケアレジデントマニュアル
レジデントだけの本ではありません! 緩和医療に携わる全スタッフ必読の書、誕生!と医学書院のホームページに書いてあるように実践的な緩和ケアのマニュアル。
緩和ケアで経験する多くの症状に対してコンパクトにまとめています。
通読もできるボリュームです。
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緩和ケアレジデントの鉄則
「疼痛コントロール」とだけ言われても具体的にどこが痛いかで対応が変わりますね。
同社の緩和ケアレジデントマニュアル本と一線をなして、具体的な症状に対してどのように対応したらよいのか?がわかる。
症例ベースで書いてあるので実践的で読みやすいです。
緩和ケア ポケットマニュアル
具体的な使い方が書いてあって実践的な超コンパクトなマニュアル。
必要最低限の項目にコンパクトにまとめてあります。
人気の1冊ですよ。
症状緩和のための できる!使える!皮下投与
ありそうでなかった皮下投与の本!
緩和ケアで皮下投与の話はよく出てきます。
辞書的な使い方もできるので気になったときに読むでもOK
持続皮下投与、皮下輸液、皮下点滴に関する著者たちのノウハウを教えてもらって臨床で活かしていきましょう!
死を前にした人に あなたは何ができますか?
こちらも終末期の関わり方の医学書です。
イラストが多いので読みやすくて実践的ですね。
トワイクロス先生シリーズ
オックスフォード大学緩和ケア学講座初代教授、ロバート・トワイクロス博士が編集された医学書院の人気のシリーズです。
緩和ケアの教科書といえばこれ!というくらい人気のシリーズです。
トワイクロス先生の緩和ケア処方薬 第2版: 薬効・薬理と薬の使い方
緩和ケアに使用する薬剤に特化した医学書。
エビデンスに基づき実践的な教科書とも言える1冊。
海外の著書なので日本で当てはめる場合はその点を考慮した方がよい部分もあるようなのでその点は留意してください。
でも、緩和ケアに関わるなら必須のシリーズです。
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トワイクロス先生の緩和ケア: QOLを高める症状マネジメントとエンドオブライフ・ケア
目次からすると「トワイクロス先生の がん患者の症状マネジメント 第2版」をアップデートした立ち位置でしょうか。
よくまとまっています。
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余宮きのみ 先生シリーズ
余宮きのみ 先生の講演を聞いたことがありますか?
エネルギッシュで軽快な語り口は引き込まれます。
看護師から薬剤師、医師まで幅広い職種を対象にした書籍もわかりやすくておすすめです。
余宮先生のシリーズ3冊は実践的な内容でコスパが高い!
がん疼痛緩和の薬がわかる本 第3版
がん性疼痛に使う鎮痛剤を基本からわかりやすく解説した医学書。
看護師さんにもわかりやすくコスパが最高です!
ここが知りたかった緩和ケア(改訂第2版)
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よい質問から広がる緩和ケア
森田達也 先生シリーズ
森田達也 先生の緩和ケアシリーズ。
余宮きのみ 先生と同様に実践的でコスパが高い本ばかり。
エビデンスに基づいてエキスパートはどうしているのか?がわかります。
個人的には「緩和治療薬の考え方,使い方」は名著ですね。
エビデンスからわかる 患者と家族に届く緩和ケア
患者と家族にもっと届く緩和ケア ひととおりのことをやっても苦痛が緩和しない時に開く本
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緩和治療薬の考え方,使い方 ver.2
緩和ケアで使う薬の教科書的存在。
終末期の苦痛がなくならない時,何が選択できるのか?: 苦痛緩和のための鎮静〔セデーション〕
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死亡直前と看取りのエビデンス
がん薬物療法の医学書まとめ
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