一般的に本は新しい本を買ってたくさん読んだほうが良いと言われています。
専門書の場合はどうでしょうか?
Twitterでアンケートを取ってみました。
専門書を読み終えたらあなたはどうしますか?
- 新しい本を買って読む
- 同じ本を繰り返し読む
専門書を読み終えたら新しい本を買いますか?同じのを繰り返し読みますか?
— 病院薬剤師D@おすすめ本紹介 (@byoyakud) 2019年7月6日
「閲覧用」はアンケートには参加しないけど結果を見たい人のための選択肢です。
結果は半々くらいですね。
ぼくは
どちらが良いかは、自分のステージによる。
そう考えています。
それぞれどんなメリット、デメリットがあるでしょうか?
新しい本を買う
本に投資するお金があれば
新しい本を買うとテンションも上がるし
新たな視点を得ることができます。
メリット
モチベーションを維持しやすい。
繰り返し読むのが苦手な方は
対象が同じ類書を読むのがよいでしょう。
同じ内容を何度も読むのは、
つまらない
テンションが上がらない
続かない…
そんなあなたは
新しい本を読んだほうが
勉強を継続できます。
継続できないと身につきません。
ぼくが、感染症を勉強しはじめた頃は
とにかく新しい知識が欲しかったので
別の本を購入して読んでました。
重要な内容は、他書でも記載されているので
繰り返し読んでいる感覚になります。
デメリット
お金がかかります。
また、ぼくの経験では
繰り返しでてくる内容は記憶に残りやすいですが、
どの本に書いてあったっけ?
と、確認するときに大変です。
そして知識が身についてくると
最後は教科書のような1冊があればいいなってなります。
繰り返し読むメリット
コスパが良いことです。
初めて勉強する分野は
1回読むだけでは定着記憶になりません。
ぼくは、2年目のときに輸液がわからなくて
県の病院薬剤師会が主催する勉強会に行きましたが
1度聞いただけでは理解できず
同じ内容を3回聞いて定着記憶になりました。
大事なことは
自分のステージに合った本を
1冊読み切ることです。
その後、定着記憶になるまで繰り返す。
それがコスパが良くておすすめです。
デメリット
あきてくるかもしれません。
新しい物が好きの方は
もやもやしながら読むことになるでしょう。
どちらがおすすめ?
専門書はどんどん新しい本を買うことが最良の勉強法とは限りません。
分野や自分のステージで変わると考えています。
基本を身につけるときは
同じ本を繰り返し読むのがおすすめです。
わかりやすい本で
知識を0から1にするだけで世界が変わります。
たとえば
輸液のことが全くわからなかったけど
違いがわかるだけで処方意図がわかるようになります。
そして大事なのは継続することです。
5分でも良いので
毎日続ける習慣を作ることが重要です。
本を読む目的を明確にして
能動的に本を読むことができれば継続できます。
自分が続けやすい方法を選んでください。
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