病院薬剤師Dの軌跡

おすすめ本や勉強したことを書く病院薬剤師です。

感染症で薬剤師に役立つ知識を勉強できるおすすめ本5冊

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薬剤師におすすめする感染症の処方支援に役立つ本を紹介します。

医師との関わり方、ピットフォール、グラム染色など。

知ってると処方支援の質がかなり高まりますよ!

1. 感染症非専門医・薬剤師のための感染症コンサルテーション

岸田直樹 先生は薬剤師を応援してくれる医師のひとりです。

「薬剤師のための」

というキーワードが入っているのが心惹かれます!

感染症を勉強すると必ずぶつかる壁があります。

勉強した知識を使おうとすると

現場とギャップがある。

正しいことを言うと反発が生まれる。

これは、アプローチの仕方に問題があるのかもしれません。

人と人ですから、コミュニケーションも大事ですよね。

良くならないときに考えるべきことが書いてあり、

一歩進んだ処方支援ができそうです。

2014年の本なので抗菌薬の投与期間はアップデートが必要ですが、

主治医との関わり方、カルテの書き方が勉強になります!

2. 目指せ感染症マスター!抗菌薬処方支援の超実践アプローチ

著者の薬剤師の山田和範 先生は感染症の薬剤師の世界で神様のような存在です。

中小病院に勤務され、

細菌検査室がなく、グラム染色をしていなかった環境を

自ら電子顕微鏡を購入されてグラム染色を始めたという話を聞いたことがあります。

このエピソードを聞いたときは驚きました!

ここまでの情熱。

この本は症例に対して山田先生がどのようにアプローチし、考えたか疑似体験できます。

岸田直樹 先生が監修され、

医師から薬剤師へのアドバイスを書いてくれてるのでとても勉強になります。

山田先生は感染症のみにならず、

全身状態、病態を考えて抗菌薬を選ぶ"本気"の処方支援が伝わってきます。

3. できる!見える!活かす!グラム染色からの感染症診断

グラム染色の結果をどう考えればいいのか勉強できます。

感染症治療の抗菌薬の選択で必須なグラム染色

その結果から

根拠を持って抗菌薬を選択する

自身を持って抗菌薬を選択することができるようになる本です。

4. この1冊で極める不明熱の診断学

発熱 → 感染症を疑いたくなりますが、

発熱の原因はさまざまです。

発熱がでたら即、抗菌薬!

これをしてしまうと不要な抗菌薬を長期間使用したり、

耐性菌を生み出してしまいます。

薬剤師は診断をするわけではありませんが、

抗菌薬の適応かどうかを考えるための知識として

発熱がある疾患を知っておくといいでしょう。

ぼくも不明熱をみたらよく開く本ですね。

5. 目指せ!最高の抗菌薬適正使用支援チーム 感染症治療のエッセンス&ピットフォール

じほうの薬事で連載されてた内容で見たことがある方もいるでしょう。

抗菌薬の基本から、ピットフォール、

竹末芳生 先生、松元一明 先生によるレクチャーなど幅広く勉強できます。

よくまとまってて2018年3月の発刊された比較的新しい本なのでアップデートにも最適。

ぼくは立ち読みしたことがありますが、読みやすいですね。

効率よく勉強できそうです。

他にも感染症のこの本がおすすめ

www.byoyakud-blog.com

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