2015年の秋、季節外れにかかった手足口病。
病院薬剤師のぼくが体験記を書きます。
大人がかかっても大変です。
のどにできた口内炎が痛い!
画像ありますが、見たくない方はとばしてください。
二度と経験したくない地獄の1週間でした。
手足口病とは
詳細はこちらをご確認ください
ざっくりいうと
- ウイルス性疾患で4歳までの幼児を中心に夏に流行
- 発熱、手足のうらや足の甲、口の中を中心に2mm前後の水疱性の発疹ができる
- 治療薬はないため、対症療法のみ
- 咳やくしゃみによる飛沫感染、便や水疱内容物のウイルスが手指を介して接触感染などでうつる
- 予防は手洗い、うがい
保育所の登園停止期間は、症状が緩和したら登園OKとなっています。
詳細は、保育所における感染症対策ガイドライン(2018 年改訂版)
をご確認ください。
手足口病は、症状がなくなってもウイルスが長期間排泄されますが、学校、保育所で流行しないよう長期間の出席・登園停止の必要はありません。
集団発症しないよう接触をさけても効果があまり期待できないことや、
ほとんどの方は軽症で経過し、発疹だけの子どもを長期間休ませるのは現実的ではないとされてます。
大人の手足口病体験記
こどもが手足口病の診断を受けたその1週間後、まさか自分がうつったとは思いもしませんでした…
大人にはうつりにくいといわれていますが、ほとんどの方が幼少期にかかって免疫があるからですね。
ぼくは、家族に確認すると幼少期にかかったか定かでないとのこと。
症状が治まるまで1週間ほどかかりました。
爪がはがれることがありますが、ありませんでした。
仕事は上司が理解を示してくれ1週間休ませてくれたので助かりましたね。
職場のみなさんありがとうございました。
1病日目
昼に38.1度、喉が痛い。
2日前から喉に少し違和感がありました。
その前日に足の親指の裏に水疱性の発疹がひとつあって軽い痛みがあったのは、手足口病の症状だったと後で気づきました。
寒気もあり風邪かなと思いそのまま就寝。
2病日目
熱は37度後半で下がらなかったが、寒気が和らいだものの
熱と咽頭痛以外に症状がないので風邪にしては違和感あり。
手足に水疱性の発疹が出てきて、喉に口内炎あり。
その夜、手足口病では…と認識しました。
水分飲むのもつらい。
脱水防止にスポーツドリンクを飲もうとするが痛くて飲めません。
お粥も食べづらかったですね。
ウイダーのinゼリーなら飲めました。
参考に画像をどうぞ。


3病日目
喉の口内炎が増えて痛みが強くなってきました。
相変わらず水分を飲むのもつらい状態ですが、なんとか飲めてよかったです。
熱も38.6度とピーク。
手足の発疹、口内炎が増える。
食事は、うどん、ゼリーがメイン。
夜は、お粥をなんとか食べました。
4病日目
発疹は新たに出てきたものありましたが、ピークを過ぎました。
昼から38.1度の発熱。
喉の口内炎で痛くて唾液が飲み込めない
↓
よだれが出るのが嫌で飲み込む
↓
喉に激痛
これが最高につらい!!
喉に口内炎ができるとこんなにつらいのか!
つらいときは唾液を洗面所でだしてました。
食事、水分は4日目と変わらず。
5病日目
口内炎の痛みが少し和らぎました!
解熱して発疹も増えてません。
食事内容は大きく変わりませんが、お粥が食べれるようになってきました。
6病日目
口内炎の痛みがさらに軽減してきました。
発熱もなく発疹は増えてません。
指先の水疱がアロンアルファがついた後みたいな感覚で硬くなってます。
7病日目
口内炎の痛みが劇的に改善しました。
食事も普段どおりになってきましたし治った!って実感してきました。
そして翌日の8病日目にようやく症状なし。
長くてつらかった…
手足口病にかかった感想
もう一度いいます。
二度と経験したくない地獄の1週間でした。
喉の口内炎で痛くて唾液が飲み込めない
↓
よだれが出るのが嫌で飲み込む
↓
喉に激痛
これが最高につらいです。
食事はゼリーやうどんがよかったですね。
うどんは釜玉うどんのようにして食べました。
酸味があるもの、熱いものは痛くて食べたくなかったです。
手洗い、うがいは日頃から気をつけてるのですが、小さなお子さんがいる方は予防の限界があるな…と考えました…。
ぼくの子どもは、幸い水分も食事もできたのでよかったですが、脱水には気をつけないといけません。
ときに重症化するため怖いですよ。
みなさん気をつけてくださいね。
食事はウイダーのinゼリーに助けられました。
大人の手足口病のときにおすすめです。

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