新年をむかえると今年の目標は…抱負は…と新たな決意をする方は多いのではないでしょうか?
ぼくは「ザ・コーチ」と「やり抜く人の9つの習慣」を読んで「目標」の考え方を改めました。

「目標」は「目的」達成の手段です。

言われなくてもわかっていますよ!
では、何のための目標ですか?と聞かれると明確に伝えられますか?
言語化は頭で考えても意外とできないものです。
目標を達成することの本質を言語化してみます。
「目標」は「目印」
今年の目標は○○です。
その目標は「何のため」に達成するのでしょうか?
「何のために」というのが「目的」です。
つまり、△△(目的)のために○○(目標)を達成する。
具体的に説明しましょう。
たとえば、「休みの日は好きなことをして穏やかにすごしたい」という考えがあったとします。
言いかえて「人生を豊かにしたい」を目的にしてみましょう。
そして、目標を太ったためので「体重を減らす」にしてみましょう。
【目的の例】
人生を豊かにしたい
【目標の例】
体重を減らす
目標の「体重を減らす」は、潜在的に体重が増えて健康に影響を与えることを気にしているとも考えられます。
人生を豊かにする
好きなことをして穏やかにすごすためには時間、お金、健康がなければ満足いくほど楽しめないかもしれません。
健康を失うと目的から遠ざかる可能性があります。
・休みの日に通院して時間をとられたくない…
・医療費がかかると趣味に使えるお金が減る…
・健康を維持するために増えた体重をへらそう…
これを無意識に考えていますが、言語化するのは難しかったりしますよ。
「体重を減らす」という目標が「人生を豊かにする」ための目印です。
目印(目標)は目的という方向に進むための助けになります。

目印があると迷子になりません。
目標は具体的に決める
目標は具体的にしましょう。
「体重を減らす」だとどうなったら目標を達成できたのかわかりません。
評価基準がないと決められませんよね。
「2キロやせる」というように具体的にしましょう。
具体的な基準を決めたら、いつまでに達成するかを決めます。
「3か月で2キロやせる」としてみましょう。
期日を決めると達成までの進捗を管理できます。
評価基準や期日は、数字、状態がおすすめです。
(状態の例:1つ下のサイズの服が着れる。)
ただし、無茶な評価基準と期日にしないことを心がけましょう。
結果はさておき、やり抜くことです。
達成できなくても、なぜできなかったのかフィードバックすることで成長につながります。
そして目標は小さく細かく分けましょう。
ひとつひとつが目的達成のためにつながっていきます。

上手くいってもいかなくても振り返りが大事です
目標は目的達成のための手段
目標の本質は目的達成のための手段です。
目的を言語化するのができない方は、自分は何を1番大切にしているのか考えてみてください。
家族とすごす時間が1番なら目的は「家族との時間をふやす」になるでしょう。
仕事で名誉を得ることが1番なら目的は「仕事で成功する」かもしれませんね。
選択の価値は自分が決めるので優劣はありません。
目標を決めるときは、目的は何か?を明確にしてください。
そうすれば明日からの行動が変わります。
この記事を書くきっかけになった本は「ザ・コーチ」と「やり抜く人の9つの習慣」です。
気になった方は読んでみてくださいね。

本は大きな変化をもたらしてくれます。