お笑いコンビの南海キャンディーズの山里亮太さんの「天才はあきらめた」を読んだ感想です。
山里さんは
努力の天才
そう感じました。好印象です。
相方の山崎静代さんとのエピソードや先輩、後輩の芸人さんとのエピソードも山里さんの人柄を表してて素敵ですね。
努力って素晴らしいな
継続するって素晴らしいな
山里さん素晴らしいな
そう思える本です。
読み終えたとき過去の自分に早くこの本を読め!と教えてあげたくなりました。
多少ネタバレを含みますのでご了承ください。
成功している人は努力している

コツコツと努力を継続して開花した山里さんは、努力の天才ですね。
本書の最後にお笑いコンビ、オードリーの若林正恭さんが、
山里亮太は99%の成功があったとしても1%のミスに注目する。(引用:天才はあきらめた(朝日文庫))
自分の1%のミスを振り返って次に活かそうと考えたりしますか?
なかなかできないですよね。
これは山里さんが、自分は天才ではないとしっかりと自己分析して、努力しているからこそできること。
薬剤師の世界でも活躍している先生方の多くは努力の天才なんでしょうね。
仕事をしてると
才能がないから
センスがないから
と、できない理由を口にしてしまいます。
その方が楽だから。
でも、成長が止まるんですよ。
あの人は特別だから
あの人は頭がいいから
あの人はすぐにできるから
その言葉を言ってしまえばすべておさまるから。
でも、そんなことを考えてる時間がもったいないですよ。
あなたが勝手に天才だと決めつけて、できない理由を考えているあいだいに、あの人は、どんどん努力、勉強を継続して自分を成長させています。
幼少期のころって、発表会を成功させると「がんばったね」って声をかけることが多かった。
できないと思っていたけど、できるようになったんだね!
って思考回路があるからでしょう。
いつからか、大人になっていくと
成功しても、
あの人は天才だから
あの人は頭がいいから
あの人はすぐにできるから
と口に出して、
自分ができない理由にしたり嫉妬したりしがちです。
でも、思い出してみてください。
きっと圧倒的な努力を継続しているはずです。
一定数のアンチは必ずいる

一方で、成功すると一定数のアンチがいます。
ネガティブな意見を成長のガソリンに変える山里さんはすごい。
簡単に真似できませんね。
まわりを気にするな
と、言いますが、山里さんは「正しい」まわりの気に仕方ができる方。
ネガティブな評価を気にして何もしない
ではなく、
パワーに変える方法
を知っている。
本書でも、山里さんのお母様のエピソードが出てきますが、お母様の考え方が山里さんのこの考え方につながってるんだなと感じます。
失敗から学ぶ

山里さんは過去の自分の失敗を認め次に活かしています。
コンビの相方にやったひどい仕打ちは、「うわぁ…」って思いましたが、これは自分も無意識に日常でやってる可能性があるんですよね。
これに気づいて改善するってのは、なかなか難しいです。
気づくって意外と難しいですよ。
特に調子が良いときは。
指摘してくれる仲間の存在が大事ですね。
大人になると注意されることが減ってきますから。
自戒の意味を込めて、気をつけないと。
時間を決めて言葉に記録する習慣を作るのがいいですね。
まとめ

最初からみんなできたわけじゃない。
- 継続して努力する
- ネガティブな感情をパワーに変える
- 自分を振り返る
この3つを学びました。
継続して努力することの難しさを僕も痛感しています。
努力の天才
これが本書の隠れたタイトルなのかもしれませんね。